短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
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4月作品輯(平成22年)

姫路冠句会4月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会4月会員作品輯(平成22年)

返事なく  香より花より句を献ず     淑子
返事なく  鯵のふる里帰りゆく      さよ子
返事なく  俤(かげ)追う里の山彦よ   萬郷
返事なく  思いせつなく春の雪      襷子
返事なく  天女となって永遠の旅     歌子
返事なく  伴侶えらびに粘り腰      愛子
返事なく  信子の詩集見て飽きず     信水
返事なく  問えど語らぬ冬の星      直樹
返事なく  偲ぶ言葉がむなしくて     和子
返事なく  あの日の夕陽赤く燃え     優葉
返事なく  から回りする思い出よ     美保子
返事なく  今さら夢は変えられず     まゆみ
返事なく  一人よがりの淡い恋      雄飛
返事なく  切り株の芽は伸びている    恵羊

みんな過去 無念と書いて雲がゆき     佐津子
みんな過去 呼べば心の遠絵巻       睦代
みんな過去 永久に忘れぬ句の調べ     風子
みんな過去 灯し続ける貴女の詩      和代
みんな過去 翔べなくなった川の幅     夢月
みんな過去 あまたの残像忘られず     栄子
みんな過去 明日を求める南風       多津子
みんな過去 思い出置いて逝った友     一三
みんな過去 明日の幸福信じ待つ      美代子
みんな過去 真打ち正座して口上      弘法
みんな過去 ひとり芝居の幕降りる     真弓
みんな過去 時空をかける翼ほし      真琴
みんな過去 遺作の秀句ありがとう     依子
みんな過去 夫と荷崩れ支え生き      怜子

作品は順不同です。興味のある方は遊びに来てください。
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by kanku_575 | 2010-04-10 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯