短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
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5月作品輯(平成22年)

姫路冠句会5月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会5月会員作品輯(平成22年)

皆笑顔   夕餉それぞれ話題あり     依子
皆笑顔   仏陀の道は花盛り       襷子
皆笑顔   真ん中に置く母の席      真琴
皆笑顔   あの世の近い人ばかり     和子
皆笑顔   戦後のおやつはったい粉    栄子
皆笑顔   今日の全快の祝い箸      信水
皆笑顔   真っ直ぐ生きて得た安堵    怜子
皆笑顔   夫の屁理屈お手上げで     美代子

空いた席  やはり気になる沈み顔     啓二
空いた席  響く一句が心底に       恵羊
空いた席  貴女の心で埋めてます     真弓
空いた席  いい風吹く日待ちわびる    まゆみ
空いた席  思慕にむなしい風が哭く    夢月
空いた席  戦死を悼む供養餅       哲子
空いた席  決断できぬ府外不甲斐なさ   愛子
空いた席  お帰りと花置いた夫      優葉
空いた席  倦怠の溝そのままに      弘法

紙かぶと  威張った顔は父に似て     直樹
紙かぶと  無邪気さのなか凛々しくも   雄飛
紙かぶと  女系家族に終止符が      美保子
紙かぶと  五月の風を歌わせる      風子
紙かぶと  若葉の山をかけめぐる      さよ子
紙かぶと  遥かなる日に戻りたり     淑子
冠かぶと  子に逞しき夢託す       一三
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by kanku_575 | 2010-05-08 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯