平成18年度 冠句講座テキストⅢ
2010年 06月 09日
冠句の作り方
冠句は題詠の姿をした創作吟である。
おぼろ月 ⇔ 歩けばふれる 白れんげ
上五文字(冠題) 一字明ける 中七文字 下五又は座五
冠題は・・・・・附句(十二文字)の為に課せられた五文字である
連句の発句を冠題五文字で表し・・・・・附句(七・五)は自分に
飛躍して詠う。
○ 接続体は俳句である。
(例) 他人の目さけてひっそり母子住む
吊り革にぶらさがり今日停年す
他人の目 一つあやまちつきまとう
吊り革に 今日停年のわが拳(こぶし)
冠題は冠題で独立し附句は附句で独立する
十二文字(附句)でドラマ化するには一字が大切。
特に(て・に・を・は)の使い方。
季語の冠題に季重なりは避けた方が無難
「る・て・り」等冠題止めの場合の附句
破調句・字余り・字足らず・音韻破調
冠題から来るイメージを先ず探す。幅を広く見つめる。
冠題を説明せずにドラマを飛躍させる。
時間を置いてから咀嚼(そしゃく)して見る
続く・・・平成18年度 冠句講座テキストⅣへ
冠句は題詠の姿をした創作吟である。
おぼろ月 ⇔ 歩けばふれる 白れんげ
上五文字(冠題) 一字明ける 中七文字 下五又は座五
冠題は・・・・・附句(十二文字)の為に課せられた五文字である
連句の発句を冠題五文字で表し・・・・・附句(七・五)は自分に
飛躍して詠う。
○ 接続体は俳句である。
(例) 他人の目さけてひっそり母子住む
吊り革にぶらさがり今日停年す
他人の目 一つあやまちつきまとう
吊り革に 今日停年のわが拳(こぶし)
冠題は冠題で独立し附句は附句で独立する
十二文字(附句)でドラマ化するには一字が大切。
特に(て・に・を・は)の使い方。
季語の冠題に季重なりは避けた方が無難
「る・て・り」等冠題止めの場合の附句
破調句・字余り・字足らず・音韻破調
冠題から来るイメージを先ず探す。幅を広く見つめる。
冠題を説明せずにドラマを飛躍させる。
時間を置いてから咀嚼(そしゃく)して見る
続く・・・平成18年度 冠句講座テキストⅣへ
by kanku_575
| 2010-06-09 21:46
| 冠句のテキスト