短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
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やまざと No.594 六月号作品輯Ⅴ

やまざと No.594 六月号作品輯V-1

錦里抄  「曲がり角」足立襷子選

 曲がり角  流れる雲に追い着けず   千秋

 曲がり角  小さな嘘が走り出す    真弓

 曲がり角  まだ遅くない古希の坂   英子


 曲がり角  視点新たに舵をとる    福男

 曲がり角  漕ぎ手の見えぬ船に乗る  怜子

 曲がり角  男は涙持ち出さず     信水

 曲がり角  男ふんばる靴の音     好美

 曲がり角  男の沽券捨てきれず    風子


 選後感

 天位句 一歳加える度に、すーと乗れるのもが躊躇するようになり、
     つい乗り遅れたり。それが安全な道のひとつかも...

 地位句 説明するのがつい面倒になり、一寸の嘘を吐いてしまったのが
     本当となって広がり? おもしろい句と見ました。

 人位句 何時になってもそうありたいものです。

 襷子
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by kanku_575 | 2010-09-04 19:03 |  やまざと誌