短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
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8月作品輯(平成22年)

姫路冠句8月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会8月会員作品輯(平成22年)

走馬灯   廻る灯におくれまじ      依子
走馬灯   君が居た日にネジ戻す     真琴
走馬灯   今年も座る指定席       裕美
走馬灯   気つけばいつも貴方居る    真弓
走馬灯   涙を溜めた青い壺       優葉
走馬灯   われ十歳の母の葬       直樹
走馬灯   故郷ソング聞き惚れる     美保子
走馬灯   不条理なるも受容し      雄飛
走馬灯   この指止まれたけくらべ    恒男

刻迫る   独り芝居を期待して      愛子
刻迫る   挽歌の風に罪は無し      夢月
刻迫る   父は無言の意思表示      一三
刻迫る   しょせん一人の手術台     恵羊
刻迫る   十九の夜は寝付かれず     信水
刻迫る   疎開を死語にせぬ蛍      怜子

カンナ燃ゆ 掌のひらの風騒ぎ立つ     無骨
カンナ燃ゆ 傷の深さは語らない      和子
カンナ燃ゆ 母を見舞った無人駅      淑子
カンナ燃ゆ 今分岐点に佇つ帰農      風子
カンナ燃ゆ 一つのことに執着す      さよ子
カンナ燃ゆ こだわり捨てて軽くなる    美代子
カンナ燃ゆ もう独りでは生きられず    まゆみ
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by kanku_575 | 2010-08-28 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯