短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
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2010年 05月 08日 ( 3 )

やまざと誌の紹介

姫路冠句会にやまざと冠句会の橋本信水先生がいつも来てくださり、選をしてくださったり、色々と指導してくださったりしている。今回、出来るだけ、冠句の作品を紹介して冠句の仲間を増やしたいことをお話し、やまざとの機関誌の作品をこのブログに紹介したいとお願いするとあっさりと良いですよと言ってくださった。
そこでやまざと4月作品輯より、「冠句の仲間 姫路冠句会」のブログでやまざとの作品を紹介させて頂くことにします。
また、今日の姫路冠句会でこのブログを紹介して頂きました。きっと、何かの形で充実してゆくことになると思います。
まずは姫路冠句会への投句を進める意味で例会のお知らせをすることにします。新しい方の参加を望んでいます。また、他の句会の方の参加もお願いいたします。
その他、検討中です。
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by kanku_575 | 2010-05-08 22:43 | 冠句の仲間
姫路冠句会5月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会5月会員作品輯(平成22年)

皆笑顔   夕餉それぞれ話題あり     依子
皆笑顔   仏陀の道は花盛り       襷子
皆笑顔   真ん中に置く母の席      真琴
皆笑顔   あの世の近い人ばかり     和子
皆笑顔   戦後のおやつはったい粉    栄子
皆笑顔   今日の全快の祝い箸      信水
皆笑顔   真っ直ぐ生きて得た安堵    怜子
皆笑顔   夫の屁理屈お手上げで     美代子

空いた席  やはり気になる沈み顔     啓二
空いた席  響く一句が心底に       恵羊
空いた席  貴女の心で埋めてます     真弓
空いた席  いい風吹く日待ちわびる    まゆみ
空いた席  思慕にむなしい風が哭く    夢月
空いた席  戦死を悼む供養餅       哲子
空いた席  決断できぬ府外不甲斐なさ   愛子
空いた席  お帰りと花置いた夫      優葉
空いた席  倦怠の溝そのままに      弘法

紙かぶと  威張った顔は父に似て     直樹
紙かぶと  無邪気さのなか凛々しくも   雄飛
紙かぶと  女系家族に終止符が      美保子
紙かぶと  五月の風を歌わせる      風子
紙かぶと  若葉の山をかけめぐる      さよ子
紙かぶと  遥かなる日に戻りたり     淑子
冠かぶと  子に逞しき夢託す       一三
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by kanku_575 | 2010-05-08 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯
姫路冠句会 5月例会輯 平成22年5月8日(土) 姫路広峰公民館

皆笑顔   秦谷淑子選(三才五客)

天  皆笑顔    あの世の近い人ばかり   和子

地  皆笑顔    今日全快の祝い箸     信水

人  皆笑顔    まん中に置く母の席    真琴

客止 皆笑顔    夕餉それぞれ話題あり   依子
客2 皆笑顔    産声聞いた待合所     優葉
客3 皆笑顔    洒落た句評が座を湧かす  風子
客4 皆笑顔    妻への理屈お手上げで   美代子
客5 皆笑顔    連休と言う逢瀬あり    信水

 選者句
  皆笑顔    心の起伏を加工する
  皆笑顔    フレアスカート踊らせる
  皆笑顔    青葉写して吊り鏡


空いた席   田中怜子選(三才五客)

天  空いた席   いい風吹く日待ちわびる  まゆみ

地  空いた席   お帰りと花置いた夫    優葉

人  空いた席   響く一句が心底に     恵羊

客止 空いた席   疑惑の風が渦巻いて    和子
客2 空いた席   思慕にむなしい風が哭く  夢月
客3 空いた席   決断できぬ腑甲斐なさ   愛子
客4 空いた席   貴女の心で埋めてます   真弓
客5 空いた席   戦死を悼む供養餅     哲子

 選者句
  空いた席   尼僧は過去を語らない
  空いた席   無蓋の天へ逝ったまま
  空いた席   外反母趾が反逆す


紙かぶと   佐野真弓選(三才五客)

天  紙かぶと   五月の風を歌わせる    風子

地  紙かぶと   児に逞しき夢託す     一三

人  紙かぶと   威張った顔は父に似て   直樹

客止 紙かぶと   息はずみ来る吾子抱く   淑子
客2 紙かぶと   病窓の隅そっと置く    真琴
客3 紙かぶと   夢を折り込む母の愛    夢月
客4 紙かぶと   女系家族に終止符か    美保子
客5 紙かぶと   話題尽きない幼年期    愛子

 選者句 
  紙かぶと   甘え上手の青リンゴ
  紙かぶと   父の背中に教えられ
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by kanku_575 | 2010-05-08 13:00 |  姫路冠句会例会作品輯