短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

タグ:作品輯 ( 14 ) タグの人気記事

姫路冠句会7月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会7月会員作品(平成22年)

快気炎   父のあぐらは解かれず     一三
快気炎   夢見る骨が軋みだす      怜子
快気炎   テントウ虫を肩に止め     美保子
快気炎   大きな黒蝶とまってる     美代子
快気炎   窓満タンに風入れる      優葉
快気炎   鉛筆は人斬るが好き      和子
快気炎   肘鉄二つ用意する       淑子
快気炎   健康の二字宝物        依子

小走りに  耳朶にささやく風の私語    夢月
小走りに  わが行く道をひたすらに    裕美
小走りに  夢を買いたす我が道に     真弓
小走りに  老母残して去るホーム     真琴
小走りに  涙が先に落つ夜道       信水
小走りに  草原の風切る白馬       直樹
小走りに  駆け去る君に未練あり     雄飛
小走りに  喜び共に分かち度く      愛子
小走りに  一票になる農婦の手      襷子

缶ビール  眠気を誘う農繁期       さよこ
缶ビール  一汗ながした農の畦      恵羊
缶ビール  大人びた子の日焼顔      哲子
缶ビール  一人の夜も悪くない      まゆみ
缶ビール  乾杯急ぐ竹馬の友       啓二
缶ビール  気負うことなく吐く本音    風子
[PR]
by kanku_575 | 2010-07-10 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯
姫路冠句会5月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会5月会員作品輯(平成22年)

皆笑顔   夕餉それぞれ話題あり     依子
皆笑顔   仏陀の道は花盛り       襷子
皆笑顔   真ん中に置く母の席      真琴
皆笑顔   あの世の近い人ばかり     和子
皆笑顔   戦後のおやつはったい粉    栄子
皆笑顔   今日の全快の祝い箸      信水
皆笑顔   真っ直ぐ生きて得た安堵    怜子
皆笑顔   夫の屁理屈お手上げで     美代子

空いた席  やはり気になる沈み顔     啓二
空いた席  響く一句が心底に       恵羊
空いた席  貴女の心で埋めてます     真弓
空いた席  いい風吹く日待ちわびる    まゆみ
空いた席  思慕にむなしい風が哭く    夢月
空いた席  戦死を悼む供養餅       哲子
空いた席  決断できぬ府外不甲斐なさ   愛子
空いた席  お帰りと花置いた夫      優葉
空いた席  倦怠の溝そのままに      弘法

紙かぶと  威張った顔は父に似て     直樹
紙かぶと  無邪気さのなか凛々しくも   雄飛
紙かぶと  女系家族に終止符が      美保子
紙かぶと  五月の風を歌わせる      風子
紙かぶと  若葉の山をかけめぐる      さよ子
紙かぶと  遥かなる日に戻りたり     淑子
冠かぶと  子に逞しき夢託す       一三
[PR]
by kanku_575 | 2010-05-08 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯
姫路冠句会4月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会4月会員作品輯(平成22年)

返事なく  香より花より句を献ず     淑子
返事なく  鯵のふる里帰りゆく      さよ子
返事なく  俤(かげ)追う里の山彦よ   萬郷
返事なく  思いせつなく春の雪      襷子
返事なく  天女となって永遠の旅     歌子
返事なく  伴侶えらびに粘り腰      愛子
返事なく  信子の詩集見て飽きず     信水
返事なく  問えど語らぬ冬の星      直樹
返事なく  偲ぶ言葉がむなしくて     和子
返事なく  あの日の夕陽赤く燃え     優葉
返事なく  から回りする思い出よ     美保子
返事なく  今さら夢は変えられず     まゆみ
返事なく  一人よがりの淡い恋      雄飛
返事なく  切り株の芽は伸びている    恵羊

みんな過去 無念と書いて雲がゆき     佐津子
みんな過去 呼べば心の遠絵巻       睦代
みんな過去 永久に忘れぬ句の調べ     風子
みんな過去 灯し続ける貴女の詩      和代
みんな過去 翔べなくなった川の幅     夢月
みんな過去 あまたの残像忘られず     栄子
みんな過去 明日を求める南風       多津子
みんな過去 思い出置いて逝った友     一三
みんな過去 明日の幸福信じ待つ      美代子
みんな過去 真打ち正座して口上      弘法
みんな過去 ひとり芝居の幕降りる     真弓
みんな過去 時空をかける翼ほし      真琴
みんな過去 遺作の秀句ありがとう     依子
みんな過去 夫と荷崩れ支え生き      怜子

作品は順不同です。興味のある方は遊びに来てください。
[PR]
by kanku_575 | 2010-04-10 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯
姫路冠句会3月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会3月会員作品輯(平成22年)

学窓よ   人生変わる師の言葉      愛子
学窓よ   幾星霜の調べあり       雄飛
学窓よ   心の虹は青春譜        夢月
学窓よ   タイムスリップなつかしき   栄子
学窓よ   二つの顔に乾杯す       真弓
学窓よ   みな大鷲に育ちたり      和子
学窓よ   吾が決めた道一直線      依子
学窓よ   春の扉は君の手で       優葉
学窓よ   機首ととのえて勇躍す     風子

梅日和   ほどほどの幸嬉しくて     一三
梅日和   寒さの辛抱あと少し      法道
梅日和   労わり合うてふたり道     怜子
梅日和   母の弁当唄ってる       真琴
梅日和   そこにあなたはいないけど   まゆみ
梅日和   瀬戸はゆったり昼寝して    直樹
梅日和   巡拝出来ぬ齢となる      さよ子

ついそこに 刹那の鐘未来読む       弘法
ついそこに 難題も母なればこそ      美保子
ついそこに 気配り受ける齢となる     哲子
ついそこに 春待たずして友折れる     淑子
ついそこに 目の前に立つ母の背が     裕美
ついそこに 終着駅の灯ちらちらと     信水
ついそこに 君居ることの安堵感      啓二

作品は順不同です。興味のある方は遊びに来てください。
[PR]
by kanku_575 | 2010-03-13 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯