短詩文芸である冠句紹介


by kanku_575
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

タグ:冠句の仲間 ( 86 ) タグの人気記事

第二十八回 平成二十二年度 久佐太郎句碑まつり冠句大会
六月四日 於 新宮山 満福寺

祝題「ある絆」  午頭栄春 選  (三才五客)

ある絆   私に止まった春の蜂    祐子
ある絆   耳朶を炎やしている一語  風子
ある絆   丈競い合う籐すだれ    ことゑ

ある絆   引きよされる海がある   厚史
ある絆   こそばゆい程濃き出逢い  睦代
ある絆   墓に一輪風の薔薇     直樹
ある絆   手を振る君が遠すぎて   優葉
ある絆   私に光ったひとつ星    優葉

 選者句

 ある絆   七つ数えし北の星     栄春



...続く
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-21 21:49 |  久佐太郎句碑まつり
第二十八回 平成二十二年度 久佐太郎句碑まつり冠句大会
六月四日 於 新宮山 満福寺

祝題「風青し」  橋本信水 選  (三才五客)

風青し   こつこつのぼる句碑の寺  厚史
風青し   約束したのはこの小道   優葉
風青し   少女一途な恋芽生え    直樹

風青し   親父見てるかこの棚田   真琴
風青し   誌上の句友に会える今日  和代
風青し   この郷が好き母が好き   真琴
風青し   まだまだ歌うラブソング  岳人
風青し   一生一代床柱       睦代

 選者句

 風青し   天職農と憚らず      信水



...続く
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-20 22:39 |  久佐太郎句碑まつり
第二十八回 平成二十二年度 久佐太郎句碑まつり冠句大会
六月四日 於 新宮山 満福寺

献句「句碑まつり」  藤森佐津子 謹講-4

句碑祭り  この道程に光り増す    真弓
句碑祭り  絶やすな句友皆笑顔    美保子
句碑祭り  緑ふる中詩に遊ぶ     くにゑ
句碑祭り  心を満たす句友に逢う   怜子
句碑祭り  紙かぶと折り青葉して   多津子
句碑祭り  新緑眩し句友集う     喜代子
句碑祭り  師の徳偲ぶ青葉ゆれ    すず
句碑祭り  師の教えなお守ります   依子
句碑祭り  緑風すがし深山寺     風子
句碑祭り  詩情ゆたかな峡の里    夢月
句碑祭り  これがポエムの星キラリ  雄飛
句碑祭り  明日へ笑顔のシャガの花  あやめ
句碑祭り  新緑風我染まる      ことゑ
句碑祭り  詩でつながる深山寺    よし子
句碑祭り  ただひたすらに染まりゆく 裕美
句碑祭り  想いを馳せる師の心    愛子
句碑祭り  遺作に受ける師の温み   一三
句碑祭り  年に一度の巣に集う    厚史
句碑祭り  緑のこだま響き合う    佐津子
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-17 21:56 |  久佐太郎句碑まつり
第二十八回 平成二十二年度 久佐太郎句碑まつり冠句大会
六月四日 於 新宮山 満福寺

献句「句碑まつり」  藤森佐津子 謹講-3

句碑祭り  視野を広げて詩に生く   睦代
句碑祭り  今年も参加できる幸    正子
句碑祭り  幹太ければ緑濃し     明彦
句碑祭り  胸ときめきてやまざと史  直樹
句碑祭り  見えぬ師の姿筆に込め   喜美尾
句碑祭り  み山の庭のキリギリス   とみ子
句碑祭り  命を洗う深山寺      優葉
青葉中   先師の句碑に友集う    真琴


...続く
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-15 22:26 |  久佐太郎句碑まつり
第二十八回 平成二十二年度 久佐太郎句碑まつり冠句大会
六月四日 於 新宮山 満福寺

献句「句碑まつり」  藤森佐津子 謹講-2

句碑祭り  気をもむ友が一人居ず   淑子
句碑祭り  余生の杖となる集い    恵羊
句碑祭り  詩魂は永久にみどり濃し  初子
句碑祭り  出席できぬ躬を叱る    福男
句碑祭り  縁つながりみどりの座   裕子
句碑祭り  慈悲に満ちた師の俤よ   和代
句碑祭り  固い絆で結ぶ同胞     早百合
句碑祭り  先師の教え八千代まで   とよ子
句碑祭り  初心に返えり石磨く    金子
句碑祭り  わが詩多産なる清和    定子
句碑祭り  温もりはいまだ掌の中に  みゑ子
句碑祭り  師を仰げば遠き峰     好美
句碑祭り  求め続ける詩の世界    鹿の子
句碑祭り  集い来る友師を慕い    歌子
句碑祭り  尽きせぬ泉手に受けて   多津子
深山寺   笑顔集いて句碑光る    英子


...続く
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-14 20:18 |  久佐太郎句碑まつり
第二十八回 平成二十二年度 久佐太郎句碑まつり冠句大会
六月四日 於 新宮山 満福寺

献句「句碑まつり」  藤森佐津子 謹講-1

句碑祭り  みどり献じて初心とす   信水
句碑祭り  青き心を洗われる     萬郷
句碑祭り  眼な裏に浮く師の慈顔   弘法
句碑祭り  偲ぶよすがの蛍宿     未知
句碑祭り  万緑師弟の笑顔染め    岳人
句碑祭り  風に誘われ養父を訪う   和子
若葉中   句碑にこぼるる陽のやさし 襷子

...続く
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-12 20:09 |  久佐太郎句碑まつり
姫路冠句9月例会の作品を紹介します。これは投句を含め、句会で披露されたものから、会員自らが選んだ1句を紹介する作品輯です。紹介した作品の中に気に入られた句があればコメントしてください。作者は自分の句にこんな感じ方もあるんだなとか?また、共感して頂いた、響き合ったと感じることもできることでしょう。是非ともコメントを頂ければ幸いです。なお、選者に選ばれた作品の紹介は「やまざと誌」に掲載されたものを紹介していきたいと思います。

姫路冠句会9月会員作品輯(平成22年)

一つの灯  こつこつ続編積む詩集     信水
一つの灯  勇気をくれた父が居た     直樹
一つの灯  仏の深い瞳に抱かれ      怜子
一つの灯  幾万の死者いしずえに     真琴
一つの灯  今日は私の誕生日       依子

雲はるか  勿忘草の恋ひそと       恵羊
雲はるか  焦燥ばかり明日見えず     和子
雲はるか  老いの余白はいぶし銀     夢月
雲はるか  大和撫子宙に舞う       雄飛
雲はるか  阿修羅の想い問うてみる    一三
雲はるか  記憶流れて郷の秋       啓二
雲はるか  別れの汽笛今も鳴る      淑子

山の駅   肺の底まで青に染む      風子
山の駅   八十の同窓待つ出湯      愛子
山の駅   かってのにぎわい今はなし   裕美
山の駅   蝉殻一つしがみつく      襷子
山の駅   心の迷い打ち切れず      真弓
山の駅   線路も人も共に老い      美保子
山の駅   虹の架け橋どの谷へ      恒男
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-11 13:00 |  姫路冠句会会員作品輯
姫路冠句会 9月例会輯 平成22年9月11日(土) 姫路広峰公民館

雲はるか   橋本信水選(三才五客)

天  雲はるか   別れの汽笛今も鳴る    淑子

地  雲はるか   焦燥ばかり明日見えず   和子

人  雲はるか   故郷を遠く抱いている   和子

客止 雲はるか   阿修羅の想い問うてみる  一三
客2 雲はるか   勿忘草の恋ひそと     恵羊
客3 雲はるか   男は次の戦練る      和子
客4 雲はるか   ショパンを聴いて乙女にす 淑子
客5 雲はるか   知恵寄せ合って蟻の塚   欅子

 選者句
  雲はるか    お前も鳴けない唖の蝉   信水
  雲はるか    飛んで行きたい病窓固し  信水

山の駅   平松直樹選(三才五客)

天  山の駅    虹の架け橋どの谷へ    恒男

地  山の駅    蝉殻一つしがみつく    欅子

人  山の駅    肺の底まで青に染む    風子

客止 山の駅    柿の実熟れて誰を待つ   真琴
客2 山の駅    雲海出世作とする     信水
客3 山の駅    喧騒の街逃れ来し     風子
客4 山の駅    心の迷い打ち切れず    真弓
客5 山の駅    曾ての賑わい今はなし   裕美
 選者句
  山の駅    同じリズムの靴二足     直樹
  山の駅    老いて望む百の峰      直樹
  山の駅    竹の参道寂一日       直樹

一つの灯   秦谷淑子選(三才五客)

天  一つの灯   こつこつ続編積む詩集   信水

地  一つの灯   幾万の死者いしずえに   真琴

人  一つの灯   語り継がねば消ゆ戦史   風子

客止 一つの灯   仏の深い瞳に抱かれ    怜子
客2 一つの灯   勇気をくれた父が居た   直樹
客3 一つの灯   過疎に戻りし若夫婦    風子
客4 一つの灯   独老の憂さを酌む冠句   直樹
客5 一つの灯   晩学という宝抱き     和子

 選者句
  一つの灯   一途に生きて疑わず     淑子
  一つの灯   呼吸を止めた手術台     淑子
  一つの灯   針穴ちょっと見失い     淑子
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-11 13:00 |  姫路冠句会例会作品輯
やまざと No.594 六月号作品輯V-3

錦里抄  「曲がり角」正垣あやめ選

 曲がり角  絆は切れぬ太い糸       萬郷

 曲がり角  男は涙持ち出さず       信水

 曲がり角  越えればそこに夢ひとつ    さち


 曲がり角  まだ見栄を張る葱ぼうず    厚史

 曲がり角  出会った風で今日がある    英子

 曲がり角  薔薇が私を釘付けに      早百合

 曲がり角  過疎の小石になり生きる    和子

 曲がり角  生まれ在所に背を向けて    とみ子


 選後感

 振り返りつつ、前向きな作品が多く、
   「なるほどな」「そうそう」と、うなづきながらの選でした。

 あやめ
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-06 23:15
やまざと No.594 六月号作品輯V-2

錦里抄  「曲がり角」松尾優葉選

 曲がり角  出会った風で今日がある    英子

 曲がり角  一輪の花温めて        佐津子

 曲がり角  いつ迄も母立ちつくす     早百合


 曲がり角  視点新たに舵をとる      福男

 曲がり角  大難小難呪文とし       多津子

 曲がり角  見えない飛び石見えてくる   すず

 曲がり角  キャッチボールのはずむ宵   襷子

 曲がり角  母の一語が信号機       慶次


 選後感

 「曲がり角」百三十一句、心して拝受致しました。
 お肌の曲がり角、恋の曲がり角、人生の曲がり角、色々と勉強させていただきました。

 天位句 うれしい風、厳しい風等に出会った人生路

 地位句 新芽の頃、蕾の頃、そして花が咲き。

 人位句 幾つになっても我が子の幸せを願う姿を見ます。

 秀句の見落としお許しくださいませ。

 優葉
[PR]
by kanku_575 | 2010-09-05 21:21 |  やまざと誌